コーヒーとバナナは相性抜群!意外と知らないコーヒーの食べ合わせで良いものと悪いものとは?

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コーヒーとバナナ

コーヒーとバナナは相性抜群!
意外と知らないコーヒーの食べ合わせで良いものと悪いものとは?

食べ物にはいろんな成分が入っており成分にはそれぞれの役割が存在します。
「食べ合わせ」次第ではその成分が相乗効果で健康効果が向上したり、逆に健康に悪影響を与えてしまう場合もあります。

このページでは「コーヒー」と「食べ合わせ」について解説していきたいと思います。

コーヒーは飲み物だけど食べ合わせがあるんだね!

どんなものと相性がいいのかな?

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コーヒーの主成分とは?

coffee

コーヒーは主にカフェインとポリフェノールの2つの成分が入っています。
それぞれの成分の役割を見ていきましょう。

カフェインは人体の中枢神経を刺激することで覚醒・興奮作用をもたらしてくれます。
心拍数が増加することで血流が増え利尿作用、興奮、震えなどが生じる一方、悪い効果としては消化管系の刺激により下痢や吐き気を引き起こすことがあります。

ポリフェノールは血管を広げ体内の血流量を増やす作用をもたらしてくれます。
また活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があり動脈硬化や糖尿病、肥満防止などの健康効果があります。

コーヒーと食べ合わせが良いもの

バナナ

コーヒーとバナナの食べ合わせは知る人ぞ知る代表的な食べ合わせとなります。

1、高血圧の予防

バナナに含まれるカリウムには体内の不要な塩分を体外に排出する働きがあり、それにコーヒーのカフェインによる利尿作用が加わることによって血圧が安定するので、長期的に食べ合わせることで生活習慣病の予防が期待ができます。

2、電解質のバランスを整える

カフェインの過剰摂取により利尿作用が促進され排尿回数が増えることは電解質のバランスの乱れにつながります。この崩れた電解質に効果的なのがバナナに含まれる栄養素です。

バナナは炭水化物であるため血糖値を整える作用があります。
また、さまざまな電解質を含んでいるため、乱れた電解質のバランスを整える効果も期待できます。

コーヒーをたくさん飲む方はバナナも1日1本食べることをおすすめします。

3、美肌効果

コーヒーに含まれるポリフェノールには高い抗酸化作用があり、美肌の大敵であるシミやシワを防ぐ効果があるといわれています。またバナナは「美容ビタミン」と呼ばれるビタミンB群を豊富に含むため、シミ・シワの改善や肌のキメを整えるのに効果的です。

また食物繊維も多く含まれているため便秘対策としての効用も期待できます。

ナッツ

コーヒーとナッツの食べ合わせは脂肪燃焼を促進する効果が期待できます。

コーヒーに含まれるカフェインとポリフェノールには脂肪燃焼を促進する効果、ナッツに含まれるアルギニンは脂肪の分解を促進する効果があります。コーヒーとナッツを楽しんだ後に運動を行えば、いつも以上の脂肪燃焼効果が期待できるかもしれません。

ヨーグルト

画像引用:https://tabi-labo.com/288821/coffee-yoghurt

ベトナムでは「ヨーグルトコーヒー」という飲み物があるほど実は世界では知られた食べ合わせです。
日本では似たような食べ合わせで「コーヒー牛乳」が有名ですね。

ヨーグルトの酸味がコーヒーの苦みで抑えられてコーヒーの豊かな風味が引き立つ、実は味わいもピッタリな組み合わせ。ヨーグルトの整腸作用とカフェインの脂肪燃焼効果で、こちらもダイエット効果が期待できます。

はちみつ

画像引用:https://kaz-academy.com/botulinum/

はちみつにはポリフェノールやアミノ酸が豊富に含まれているため、同じくポリフェノールが多いコーヒーと一緒に飲むと美容効果が期待できます。

はちみつは砂糖よりカロリーが低く、5倍程度の甘さがあるので、いつもコーヒーに砂糖を入れて飲む方は今日からはちみつに変更するだけで美容効果が期待できます。

コーヒーと食べ合わせが悪いもの

チョコレート

チョコレートの甘さとコーヒーの苦いが絶妙にマッチするためコーヒーのお供として相性が良さそうなチョコレートですが実は食べ合わせの落とし穴が!!

チョコレートの主原料であるカカオにもたくさんのカフェインが含まれているので、コーヒーと同時に摂取をするとカフェインの摂り過ぎにつながる危険があります。カフェインを摂り過ぎることで興奮不安不眠下痢吐き気などの不調を誘引することがあるので注意が必要です。

エナジードリンクと同量のカフェインを摂取する場合もあるので注意!

コーヒーとチョコレートの食べ合わせは無意識にエナジードリンクと同量のカフェインの摂取をすることもあるので注意が必要です。「エナジードリンク」も商品によりますが、100gあたり40~100mg含まれています

チョコレートには100gあたりにおよそ30mgのカフェインが含まれているといわれていますが、カカオ分を多く含む「ハイカカオ(高カカオ)チョコレート」になると、100gあたり100mg以上含まれているものもあります。

コーヒー1杯(150ml)には90㎎程度のカフェインが含まれているため、仮にコーヒー1杯とハイカカオチョコレートを50g食べた場合140㎎のカフェインを摂取したことになため無意識なカフェインの過剰摂取に注意が必要です。

ゆで卵

コーヒーとゆで卵の組み合わせはモーニングセットなどで馴染みのある食べ合わせで、定番のような気がしますが実は鉄分の吸収を阻害する食べ合わせの1つです。


完全栄養食品として豊富な栄養が知られる卵ですがコーヒーのカフェインとゆで卵の硫黄が結びつくことで、卵に含まれる鉄分の吸収を阻害するという相互作用が知られています。

鉄分の多い食材

コーヒーに含まれているタンニンという成分が鉄の吸収を妨げる作用があります。そのためコーヒーと鉄分が多い食品を同時に摂取した場合、鉄の吸収が妨げられてしまい本来吸収される予定だった鉄分が吸収されずに排泄されてしまいます。

鉄分は人体で作ることができないため経口摂取でしか得ることのできない貴重な成分なので覚えておいて損はないでしょう。

食事と一緒にコーヒーを飲むのは避ける

食事からの鉄分の吸収が妨げられるのを防ぐため食事と一緒にコーヒーを飲むのは控えましょう。

また食事の直前・直後も避けた方がいいと思われます。コーヒーといえば「食後のコーヒー」という言葉があるくらい食後に飲む機会が多いですが、鉄分の吸収が妨げられるのを防ぐためにはコーヒーと食事の間を1〜2時間空けるのがおすすめです。

まとめ

コーヒーは嗜好品として多くの人に愛されており、中には毎日1~3杯必ずコーヒーを飲む人もいると思います。毎日のことだからこそコツコツ小さな積み重ねがきっと大きなものになるはずです。

せっかく楽しむなら「健康」にコーヒーを楽しんでみませんか?
ちょっとした工夫があなたの健康に大きな影響を与えるかもしれません。

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